本「告白」湊 かなえ [●本・雑誌]
映画が随分と話題になっていて、見たかったけど結局見れず。DVDを待っています。
映画より先に本を借りることができました。
第1章は、先生が生徒に告白する場面。
ここは映画でも観たことある、「私の娘は生徒に殺されたのです」というシーン。
淡々と話す先生に怖さを感じます。そして最後の告白。
牛乳の中に入れたもの・・・
映画でも、牛乳がなんで象徴的に出ているのが気になっていたのですが、よくわかりました。
第2章からは、この事件に対しての、生徒や犯人の母、犯人が母へのラブレター、先生の電話と
告白する人が変わり、事件の多様性を浮き彫りにしています。
その当事者によって全然捕らえ方が違う。そして面白い。
どんどんと先が気になり読み終えました。
作者はデビュー作らしいが、1作目でこの文章力と構想力はすばらしいですね。
しかし、内容は怖いです。フィクションであっても、あってはならない内容です。
先生の復讐の仕方も怖い。教育者がこんなことあってはいけない。
逆にそれが今の社会への提言なのでしょうか。
すごく衝撃的な話だったので、映画ではどのように表現しているのかすごく気になる。
早く映像で見たい。
そして、作者のほかの作品も読んでみたくなった。
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映画を観ましたけど
気分が沈んで気持ち悪く何とも言えない気持ちでした
1週間くらい眠れませんでした。。
なんとも後味の悪いstoryでした
by Booちゃん (2010-10-16 06:52)
>Booちゃん
小説でも暗くて重い内容だから、映像だともっとでしょうね・・・
でも、映画祭にも日本代表映画で出るくらいだから
評価高いですよね。
DVDになったら見てみますね。
by tama (2010-10-16 09:09)