本「猫を抱いて象と泳ぐ」小川洋子 [●本・雑誌]
本屋大賞5位をとっていて図書館で予約。やっと読めました。
最初は内容も暗くて、どこの国の話かもわからず、つまらないかもと思いながら、
読み進むううちに作者の世界観に引き込まれていきました。
伝説のチェスをさすリトルアリーヒョンの悲しい生涯の話。
チェスなんて全然知らない。でも、知らなくてもチェスをさすときの風景や盤の上の情景が浮かぶような
文章だった。じっくりと読みたい、でも先を知りたい、そんな風に思った。
登場人物も不思議な感じで、大人の童話のようにも思う。
最後はとっても切ない。
でも読んだとに優しい穏やかな気持ちになれる。
すごくよい本に出会った気分。
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